ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、2013年以降のF1へのタイヤ供給に関して、まだFIA(国際自動車連盟)と契約が済んでいないことを4日(金)に認めた。
FIAは、最近の世界モータースポーツ評議会でピレリが今後もF1に残ることを承認したものの、契約は「移行期間」のみに限られているとFIAは述べている。
「ピレリは、エクレストン(F1最高責任者)やチームらと5年契約を結んでおり、それが尊重されるものと見ている」と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』の記者アンドレア・クレモネージは先週伝えている。
ヘンベリーは韓国で記者に対してこう明かした。「会議はまだ続いている。残念だがね」
ヘンベリーによれば、ピレリは懸念していないという。
「ほかの人の立場のほうが懸念材料が多いのかもしれない。我々は立ち去ることもできるのだからね」とヘンベリーは警告している。
ヘンベリーは、基本的に5年契約になるだろうと話している。