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ベッテルの「いかさま」報道に反論するレッドブル

セバスチャン・ベッテル（レッドブル）が今季も圧倒的な強さを見せていることに対し、そのクルマの合法性に疑問符をつける報道がなされたことを受け、レッドブルがそれを否定した。

F1第13戦シンガポールGP後に、かつてF1チームオーナーであったジャンカルロ・ミナルディは、ベッテルの駆るレッドブルRB9がそのハンドリングやエンジン音が現在は禁止されているトラクション・コントロールを用いているのではないかとの疑念を抱かせるものだったと発言した。

これに対し、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコはドイツの『Bild（ビルト）』に「まったくもって、ばかげている！」と語った。

報道では、レッドブルが実際にはやはり現在は禁止されている「ブロウン・エキゾースト」を模倣した巧妙なエンジン・マッピング手法を用いているのではないかと示唆されている。

『Bild（ビルト）』は、F1統括団体であるFIA（国際自動車連盟）からはこの件に関するコメントを得られなかったと伝えている。