フェリペ・マッサ(フェラーリ)がフェラーリで明確なナンバー2扱いの契約をした事はこれまで一度もないと語った。
マッサはミハエル・シューマッハのチームメートとしてフェラーリに加入し、2010年からはフェルナンド・アロンソとコンビを組んでいるが、マッサはナンバー2扱いであることが明らかだ、と多くの人々は考えている。
80年代には、世界チャンピオンのネルソン・ピケとロータスとの間の契約には明確に「ファースト・ドライバー」であると書かれ、逆にナンバー2扱いだった日本人初のF1ドライバー中嶋悟はそれに従う規約にサインしていたという話が最近明らかになった。
しかし、マッサはブラジルの『Totalrace(トータルレース)』にそのような契約はもはや存在しないと語っている。
「(契約には)“チームのために尽くす”という条項はあるよ。それからチームの方針に反することはしてはいけないってね」
「でも、それはどのドライバーの契約にも入っている条項だと思うよ」と明かしたマッサ。
「どちらがナンバー1かナンバー2かと書いてある契約は今まで一度も結んだことがないね」とマッサは付け加えた。