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佐藤琢磨「鈴鹿でのレースが楽しみ」

2013年10月01日(火)11:02 am

スーパーフォーミュラ第6戦SUGOにTEAM 無限からスポット参戦した佐藤琢磨が、レースを振り返った。

昨年もSUGOでのレースに参戦していた琢磨。去年に比較すると、チームのエンジニアリングが進化していたことを感じたとして、予選後にこう語っている。

「昨年に続いて、ここスポーツランドSUGOに帰ってきたわけですが、去年に比較してチームのエンジニアリングが進化したことに驚きました。昨年は、山本選手とわざと異なるセッティングで走りだして、良いところを探らなければならなかったのですが、今日のプラクティスではほとんど同じ状態で走りだして、お互いに試したことのいいところ取りをして予選に臨みました」

「ただ、予選は難しかったです。というのも、今日は非常に路面が汚れていて、レコードラインが1本しか残っていない状態だったからです。そこを少しでも外れると土ぼこりで挙動を崩してしまう。Q1、Q2、Q3と順調に進出できたのは良かったんですが、Q3では最初にリヤを滑らせてしまって、それを取り戻せないまま終わってしまいました。そういう意味では、クルマは非常によく仕上がってきていたのでもっと前のポジションに並べたはずと残念です」

「でも久しぶりに国内トップフォーミュラの予選を楽しみました。山本選手とのデータの共有もスムーズになったので、これからチームと明日のレースセッティングについて話し合います。明日はこのポジションからさらに上を目指して、良い戦いができると思います」

予選で8番グリッドを獲得した琢磨だが、スタートでストールしてしまい、エンジンの再始動に手間取っている間に周回遅れになった。しかし、11月10日(日)に鈴鹿で行われる最終戦を楽しみにしていると語った。

「朝のウォームアップ走行では、昨日の延長上にクルマが良くなっていて、手応えを感じました。それで、スタートではジャンプアップを狙っていきました。ここは抜きにくいサーキットですし、スタートでできるだけ前に出てレースを始めたかったからです」

「ただし、路面コンディションの影響もあって、スタートでは過大なホイールスピンを抑えようと狙いましたが、結果的にエンジンをストールさせてしまいました。ここはサーキット全長が短いために、レースに復帰したときにはちょうど周回遅れになってしまったのは残念でした。何度もセーフティーカーの入る荒れたレースで、最後尾から少しでも順位を上げられたことは良かったと思いますが、チームも好調だっただけに、スタートの失敗でレースを台無しにしてしまったのは残念です」

「次は最終戦の鈴鹿に出場します。春に走ったデータもありますし、今回もポジティブな側面は多かったので、再び鈴鹿に戻ってレースできることを楽しみにしています」

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