トヨタは、「プリウスPHV」を一部改良し、9月30日(月)に発売した。価格は285万円から399万8,000円となる。
今回の一部改良では、内外装のデザインを次世代環境車にふさわしいものに変更するとともに、全グレードの価格がこれまでよりも20万円引き下げられた。エントリーモデルであるLグレードの価格は285万円に設定されており、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の適用を考慮すれば、実質価格は255万円になる。
外装では、新デザインのアルミホイール (センターオーナメント付)が採用されたほか、Sグレード以上のモデルにはLEDイルミネーション付のリヤエンブレム、クローム調加飾を施したサイドガーニッシュなどが装備され、先進イメージをさらに強調。
また内装では、やはりSグレード以上のモデルの助手席インストルメントパネルアッパー部や助手席前アッパーボックス部、フロントカップホルダー部にソフトパッド表皮を採用したほか、センタークラスターやドアスイッチベースに木目調加飾が施されたのをはじめ、エアコン吹き出し口にも加飾が施されるなど、上質感が高められた。
さらに、溶接打点間のピッチを細かくすることができる「レーザースクリューウェルディング工法」の採用などによりボディー剛性が高められ、振動や騒音が低減されたほか、乗り心地や操縦安定性も改善されている。
<プリウスPHVのモデル/価格>
L/285万円
S/300万円
G/320万円
Gレザーパッケージ/399万8,000円
※ハイブリッドシステムはいずれもリダクション機能付THSⅡ Plug-in
※駆動方式はいずれも2WD(FF)
※平成25年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金上限額はLが30万円、そのほかのモデルは25万円