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ベッテルへのブーイングは不愉快だとウェバー

2013年09月20日(金)11:21 am

今季限りでF1を引退しWEC(世界耐久選手権)に転向するマーク・ウェバー(レッドブル)は、同郷の若手オーストラリア人ドライバーであるダニエル・リカルド(トロロッソ)にたすきを渡すことになる。

そして、今後はリカルドがウェバーと同じようにF1チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)との対戦を迎えることになる。

ウェバーはこれまでベッテルとの関係がうまくいっていたわけではない。だが、前戦F1イタリアGPの表彰台に上ったベッテルに対し観客からブーイングが起こったことについては不愉快だったと認め、次のように発言した。

「それは大衆が決めることだし、彼(ベッテル)のしていることをどう見るかは彼ら次第だよ」

「でも、ウサイン・ボルトやロジャー・フェデラーがブーイングを受けることはそれほどないよね」とウェバーは付け加えた。

レッドブルがリカルドを2014年のドライバーに選んだのは、いつも笑顔を絶やさない性格のリカルドのほうが、ベッテルが容易に対処できるからだろうと考える者もいる。

だが、ウェバーは次のように主張した。

「リカルドは大丈夫だよ。彼は何レースかで優勝するだろうし、すごくうまくやると思う。でも、いい戦いをするためにはかなり早いうちにセブ(ベッテルの愛称)に肉薄する必要があるだろうね」

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