フェラーリの2014年ドライバー・ラインアップについて、「爆発の危険性がある」と表現したのは、昨年末でF1を引退したミハエル・シューマッハだ。
シューマッハは、史上最多の7回F1チャンピオンに輝き、フェラーリで5連覇を果たした、F1で最も成功したドライバーだ。2006年に最初の引退を決めた時にフェラーリが後任として選んだのがキミ・ライコネン(ロータス)だった。
フェラーリは先日、そのライコネンのチーム復帰を発表。2014年は、フェルナンド・アロンソとライコネンという2人のチャンピオン経験者が並ぶことになる。これについてシューマッハは次のように語った。「モータースポーツファンにとっては、間違いなく最高に楽しいものになるだろう。また、激しい競争も生み出すね」
「それを見るのはワクワクするだろう」とシューマッハは『Bild(ビルト)』紙に話している。
「だけど、フェラーリにフェルナンドとキミがいるというのは、爆発の危険性もある組み合わせのように思える」