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バトン、もうすぐ新たな3年契約締結とのうわさを否定せず

2013年09月04日(水)10:05 am

マクラーレンのジェンソン・バトンが、もうすぐチームとの間に新たに2014年から3年間に及ぶ契約を結ぶことになるとのうわさを否定しなかった。

2009年のF1チャンピオンであるバトンは、最近になって、マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュがまだ現在の契約の延長権を行使していないことを明らかにし、自らを「シリー・シーズン」と呼ばれるドライバー移籍のうわさの渦の中に投じていた。

その後、レッドブルでは今季限りでF1を離れるマーク・ウェバーの後任としてダニエル・リカルド(トロロッソ)を昇格させることを正式に発表。だが、フェラーリにおいては、2014年のフェルナンド・アロンソのチームメートはまだ確定していないと考えられている。

イタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』に、伝統あるフェラーリへの移籍の可能性はあるかと問われたバトンは、「すべてのドライバーがそうであるように、絶対にないとは言えないね」と答え、次のように続けた。

「今後のことをあれこれ話すのは好きじゃないんだ。それに、フェラーリは伝説的なチームだけど、マクラーレンだってそうだよ」

事実、マクラーレンでは今週、1963年の9月にブルース・マクラーレン・レーシング社が設立されてからちょうど50周年を迎えたことを祝っているところだ。

「なぜ僕が移籍しなきゃならないんだい?」、とバトンは大げさに逆に質問している。

実際のところ、バトンの年齢のことを考えれば、もしバトンがフェラーリの赤いドライビングスーツを身に付けたいという願いを抱いているとすれば、そのチャンスに飛びつくのは今しかないというべきだろう。

現時点で現役F1ドライバーの中で最年長のマーク・ウェバー(レッドブル)が今季限りでF1を去ることが決まっており、来年はキミ・ライコネン(ロータス)に次いで、バトンも年長組となる。

そのことを気にしているかと尋ねられたバトンは、次のように主張した。

「いいや。なぜなら年齢は重要ではないからね。重要なことはスピードや、反射神経、反応速度といったものを失っていないかどうかということだよ」

「僕たちはこれらすべてにおいて試されているんだ。そして、何か僕がまだ成長を続けているものがあるとすれば、それは言うまでもなく、僕にはより多くの経験や戦略的知識があるということだ」

マクラーレンのドライバーとして、ホンダとともに迎える新たな時代にも足を踏み入れることになるであろう新たな3年契約について具体的に尋ねられたバトンは、「まだ自分に競争力があると思う限りは(マクラーレンに留まるだろう)」と答えた。

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