22日(木)の記者会見を欠席したキミ・ライコネン(ロータス)。公式発表は体調不良が原因だったが、それ以外の「何か」があったのだろうか?
ライコネンが会見を欠席した理由については、本当に体調不良だったと信じる関係者もいれば、去就に関する質問を避けるためだったと考える関係者もいる。
しかし、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、もう1つ考えられる可能性があるという。
ミハエル・シュミット記者は「お金をもらうか、さもなければドライブしない」といったような会話がライコネンとロータスの首脳陣との間であったのではないかと伝えている。
ライコネンは夏休みに入る前、2013年の報酬が支払われていないと認めていた。
しかし、ライコネンの友人でもあるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、こういったうわさの中に真実はないと語る。
「キミは(走らないことで)タイトルのチャンスを逃したりはしないよ」とベッテルはコメントした。
さらにロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、2014年もライコネンが残留する可能性は高いとコメントした。
ブーリエは『CNN』に対して、「キミは残留したいと願っている」と語り、次のように加えた。
「何をしたいか選択するのはキミだ。我々はキミの望みを知っている。そのためには何でもするよ」
「我々はただ、キミに気持ち良く残留してもらいたいんだ」