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アロンソのDRS使用違反でフェラーリに罰金

2013年07月29日(月)7:13 am

F1ハンガリーGP決勝で、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)にDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の使用違反があり、チーム側に罰金が科された。

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DRSは、フリー走行と予選では指定されたDRS区間で自由に使用できるが、決勝では前を走るクルマの1秒以内に近づいた場合のみ使用可能となる。しかし、統括団体FIA(国際自動車連盟)の発表によると、アロンソは前のクルマから1秒以上離れている状態で3回DRSを使用していた。

調査の結果、チーム側がDRSをレース用セッティングに変更し忘れていたことが原因だと判明。このため、本来は使用できないタイミングで、アロンソのステアリング上にはDRS使用可能のメッセージが表示され、アロンソは実際にDRSを使用した。

だが、ミスに気付いたフェラーリはすぐに、チーム側から指示した場合のみDRSを使用するようアロンソに連絡。アロンソがこれによって得たアドバンテージは1秒以下と判断されたが、フェラーリ側は本来DRSを使用できる場面で最大限に活用できなかったため、不利にもなったと主張した。

これらを総合的に判断し、競技委員会はアロンソ個人にペナルティーを科さないことに決定。しかし、システムを適切にセッティングしなかった責任はチーム側にあると裁定し、1万5,000ユーロ(約196万円)の罰金をフェラーリに科した。

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