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ザウバーとロシアのスポンサー契約にマルシャの心境は

2013年07月23日(火)12:54 pm

ロシアのスポンサーと多額の契約を交わしたザウバー。だがロシア系チームであるマルシャのアンディ・ウェブCEOに失望の色は見えない。

21日(日)の報道によると、ザウバーはロシアから実に5億ドル(約499億円)もの出資を取りつけたとみられる。

ところがロシアの国旗を掲げてF1を戦っているのは、運営予算が全チーム中最少のマルシャだ。契約はマルシャのものになってもおかしくなかったのでは?

ウェブはロシアのウェブサイト『Championat』へ、次のように話す。「まず、ザウバーとの契約はまだ成立していないと思う。まだ細部の詰めが残っている」

「これは私の見方だが、どう転んでもロシアでF1の関心が高まるのならいいことじゃないか」

「ロシアの出資グループとザウバーが合意したからといって、(F1取引は)これで終了というわけじゃないしね」

「ロシアの目はますますF1に向いていると思う。支援も増えている。私がそれを歓迎しないわけがない」

ザウバーとロシアの提携で、ひとりのロシア人ドライバーが来季のF1グリッドに並ぶことが濃厚になった。17歳のセルゲイ・シロトキンだ。

ウェブによると、マルシャもロシア人ドライバーとの契約にやぶさかではないという。

「もちろん(シロトキンの)存在はわれわれだって気づいていた」と『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信)』に語るウェブ。

「われわれもロシア人ドライバーは欲しいが、その選手には実力でF1をドライブしてもらいたい。具体的には、当然ペトロフ(ビタリー・ペトロフ)だね。しかし、その次の人材を探すのが難しい」

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