マクラーレン「タイヤには対処すべき」／F1イギリスGP日曜まとめ
シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは13位だった。
【結果】F1イギリスGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ジェンソン・バトン（13位）
「プライムタイヤ（ハードタイヤ）でスタートしたけど、すぐにグレイニングが起きて、第1スティントの早い段階で問題を抱えることになった。オプション（ミディアムタイヤ）のほうが満足な走りができた」
「僕たちのペースはそこまで悪くはなかった。でも最終スティントは特に厳しかった。最後のセーフティカーのあと、僕のタイヤのトレッドはほとんど残っていなかったから、タイヤを温めるのに苦労した。僕たちがタイヤの温度を上げるのに手を焼いていたことに変わりはないけどね」
「最後の数周の僕は無力で、追い抜かされ放題だった。新しいタイヤをはいた周りのクルマは、僕を追い抜こうと戦いを挑んできた。僕が順位を守ろうとオフラインに入ったとたん、もう一度タイヤの温度を上げるのがますます難しくなった」
「安全性のためにも、今週末起きたタイヤの不具合は、しっかり対処されなければならない。クルマを運転しているドライバーにとって、これは危険なことだよ。コントロールを失ってしまうことだってあり得るんだから。それに、後ろを走っているドライバーにとっても危ない。ゴムのベルトが直撃する可能性もあるわけだし。次戦では改善されることを祈っている」
「最後に、今週末、ここで僕たちを応援してくれたファンのみんなにお礼を言いたい。年々、みんなのサポートが大きくなっているし、F1に対する情熱も深まっているように感じる。あんなに大勢の熱狂的なファンの前でレースできるのは光栄だし名誉なことさ。みんなのサポートのおかげで、本当に素晴らしい週末になったよ。ありがとう」
■セルジオ・ペレス（20位）
「チームにとって、とても残念な結果だった。ここでは結果が求められていたからね」
「僕のレースは順調だった。レースのほとんどでトップ10内を走行していたけど、左のリアタイヤが突然バーストした。ハンガーストレートを走行中に爆発を感じたんだ。僕にはなすすべがなかった」
「このタイヤの問題は重大事だよ。深刻な事態が誰にも起きなくて本当によかった。でも、僕たちはじっくり説明を受けるべきだし、何らかの対処がされるべきだ」
「全体的に、僕たちは週末を通じてしっかり改善ができた。効果的な改善をいくつか行ったし、僕たちのペースが一歩前進したことも証明できた。明るい収穫材料になったよ」
「今日の僕たちは、ただ単に運がなかっただけさ」
【順位表】F1イギリスGP終了後ランキング
【写真】F1イギリスGPの美女たち（全15枚）
【写真】F1イギリスGP日曜日（全30枚）
