フェラーリ、アロンソが表彰台／F1イギリスGP日曜まとめ
シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位、フェリペ・マッサは6位だった。
【結果】F1イギリスGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ（3位）
「もし今日の朝、表彰台に乗れるって言われても実際できるなんて信じなかっただろうね。昨日の予選では目標よりもずっと下の順位だったから、レースでも目標は5～6位だったんだ、とにかくできるだけポイントを稼ぐつもりでね」
「悪いこともあったけど、いくつかの点で今日はラッキーだったと言えるかもしれない。ペレス（セルジオ・ペレス／マクラーレン）の件といい、タイヤがダメになっても幸い最初のピットインをできたことといい、そしてベッテル（セバスチャン・ベッテル／レッドブル）のリタイアだね」
「難しい週末が終わって、これだけ持ち直せるとは信じがたいけど、ここからまた更に改善していかなくちゃいけない。まずは次のドイツでね。そこで初めて僕らが失速したのか、それとも今週はたまたま調子が悪かったのかが分かるよ。カナダGPまで、予選で苦戦した1レースを除いて、フェラーリは毎回表彰台争いをする力を見せてきた。レースペースも良かったんだ。だから今はその状態に戻すのが目標さ」
「タイヤに何が起こっているのかは説明できないよ、それは専門家の仕事になるね」
■フェリペ・マッサ（6位）
「全くミスのないレースができて、本当にうれしいよ。僕のキャリアで一番と言える位良いスタートと1周目でレースを始めて、最初のスティントは積極的に攻めていったんだ。10周目の第5コーナーの真ん中で左のリアタイヤがバーストして、ピットインしなくてはいけなかった」
「このピットの後、僕は最後尾まで後退してしまったんだけど、ここから順位を駆け上がることになったんだ。何台もいい感じで追い越したよ。今日はマシンの感触も良かったし、僕もフェルナンド（アロンソ／チームメート）も上位で争えることを見せる事ができた。だからタイヤの問題がなければ表彰台に乗れたと思ってるよ」
「今、僕らの一番の問題は安全に関する問題なんだ。何が起こったか説明できないけど、安全かどうか分からないままレースをするのはゴメンだよ。幸い大きな事故にならなかったとはいえ、今日僕らに起きた事はとても危険な事なんだ。僕はバーレーンでこの問題を2度経験しているけど、もしすぐに対策を打たなければ、必ずまた起こるよ」
「数日後には僕の好きなニュルブルクリンクにいることになるけど、そこではマシンが予選でもう少し力を発揮してくれることを期待しているよ。そうしたらもっと前でスタートして、またいいレースができるからね」
【順位表】F1イギリスGP終了後ランキング
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