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2014年F1、シーズン中のテスト復活へ

来シーズンはシーズン中のF1テストが復活し、ヨーロッパの主要なサーキット4か所で行われることでチームが合意に達した。

これまで予算削減策の一環としてテストが厳しく規制されてきたが、フェラーリやタイヤメーカーのピレリは、テストの回数を増やすよう強く求めていた。

シーズン中テストの復活については、F1第6戦モナコGPで話題にあがり、次の第7戦カナダGP決勝が行われた9日（日）に大半のチームが賛成した。計画は、ヨーロッパで行われるレース後にシルバーストン、バルセロナ、スパ・フランコルシャン、ホッケンハイムといったサーキットで火曜と水曜の2日間、年4回テストを行うというものだ。

『Daily Mail（デイリー・メール）』紙は、その分のコスト削減策として、風洞施設の使用時間や宣伝活動用の撮影日、直線コースでの空力テストを減らし、若手F1テストを廃止すると伝えている。

ドイツの『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』は、フォース・インディアとトロ・ロッソ、ケーターハムがシーズン中テスト復活に反対票を投じたと伝えているが、この計画案は今後、6月28日（金）にイギリスのグッドウッドで行われるFIAの世界モータースポーツ評議会で可決される見通しだ。