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ウィリアムズとメルセデスの契約で若手ドライバーにチャンス到来か

2013年06月06日(木)9:56 am

ウィリアムズは2014年からメルセデスエンジンに移行するが、これが若手ドライバーのダニエル・フンカデラにとっても朗報になるかもしれない。

22歳でスペイン人のフンカデラは、HRTでチーム代表を務めていたルイス・ペレス・サラの甥にあたり、2013年は、メルセデスからDTMに参戦するかたわら、メルセデスAMGの開発ドライバーも務めている。

ウィリアムズは、メルセデスとの契約を発表する以前の5月に、カザフスタンの投資会社TAKグループと首都アスタナのプロモーションを目的としたスポンサー契約を結んだ。

フンカデラもアスタナのスポンサーを受けている。

スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』は、TAKグループのアルチュール・アルダヴィシュスの次のような言葉を伝えている。「メルセデスAMGに特別なトレーニングなしで入るのは難しい」

「従ってアスタナは、ダニがウィリアムズで成長し経験を積んで、メルセデスAMGのF1ドライバーになる準備をすることを望んでいる」

こうしたスポンサーの意向が通れば、7月にシルバーストンで行われる若手ドライバーテストで、フンカデラがウィリアムズから出走する可能性もある。

しかし『Marca(マルカ)』は、フンカデラ本人はこうしたうわさを否定し、アルダヴィシュスのコメントに「驚いた」と話していると伝えている。

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