3年連続F1チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、モナコはF1カレンダーのなかでも危険なレースだという意見に反論した。
F1で最も華やかで歴史あるモナコGP(5月26日決勝)を前に、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、モナコのコースが現代F1の安全基準に達していないと話した。
このコメントに対する考えを『Bild(ビルト)』紙に聞かれたベッテルは、こう語っている。「そうだな、僕の見方はこうだ」
「避けようのない危険性というのは、いつだってある程度は存在するものだよ」
「でもここ何年も、安全性を高めるためにものすごい努力が払われてきた。モナコの安全性に不安は感じないよ」
一方、モナコに住んでいるニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は次のように語った。「確かに、モナコは特に危険なコースだ」
「でも、多少の妥協をしなきゃならない。それだけの伝統があるんだ。とにかく、なくてはならないレースだよ。議論の余地はないね」