元F1ドライバーであるアレキサンダー・ブルツが、多くのF1関係者がモナコ公国での優勝候補として銀色を身にまとったクルマをあげていることに賛成し、メルセデスAMGが今週末のF1モナコGP(5月26日決勝)での勝利に向かって突き進んでいると語った。
ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、23日(木)に行われた2回のフリー走行でいずれも最速タイムをマークし、チームメートのルイス・ハミルトンも午後のセッションでは2番手タイムを刻んでいる。
「過去何年かを見ても、ニコはここではいつもとても良かった」
23日(木)にドイツの放送局『Sky(スカイ)』にそう語ったブルツは、さらに次のように続けた。
「ルイスも良かった。でも、いくつかミスを犯したね」
「ロズベルグとハミルトンを擁するメルセデスAMGは、モナコでの最高のドライバーを抱えているんじゃないかと思うよ」
「そして、彼らは予選で最強のクルマもある。そしてこのサーキットはリアタイヤにそれほど厳しくはないし、これはメルセデスAMGにとってはいいニュースだね」
かつてベネトンとウィリアムズで活躍した39歳となるブルツは最後に次のように付け加えた。
「ワクワクするよ。多分メルセデスAMGがレースに勝利するんじゃないかな」