NEXT...F1開催スケジュール

F1にはペイドライバーが多すぎるとFIA会長

2013年04月11日(木)12:41 pm

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が、スポンサー資金を持ち込むことでF1のシートを得る「ペイドライバー」と称されるドライバーが増えていることに対して警戒感を表している。

ペイドライバー自体は昔からモータースポーツ界に存在しており、スポンサー資金を集める能力や魅力も含めてドライバーの才能だとする意見もあった。しかし、世界的に不況が続く中、F1界では実力不足とも批判されるペイドライバーが増えており、実力を評価されながらもチームの財政が厳しいため、ペイドライバーにシートを奪われるドライバーも多くなってきた。

こういった現状に対し、トッドは次のように苦言を呈している。

「全体の半分のドライバーが資金の持ち込みを求められるのは尋常じゃない」

「F1はモータースポーツの頂点に立つものだ。だから、ドライバーがF1で走るためにそれほどの資金を集めなくてはならないというのは正しいことではないと思っているよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック