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ルノー、トロ・ロッソと交渉中

2013年03月27日(水)9:51 am

F1にエンジンを供給するルノーが、トロ・ロッソと交渉中であることを認めた。

姉妹チームのレッドブルがルノーエンジンを使用しているのに対し、トロ・ロッソは現在フェラーリエンジンを搭載している。

しかし、2014年からエンジン規定が大きく変わり、現在の自然吸気V8エンジンからターボ付きV6エンジンに変わることを受け、3年連続チャンピオンのレッドブルとの協力関係を強化するために、トロ・ロッソも来年からルノーエンジンに変更するのではないかといううわさされていた。

現在ルノーは、レッドブル、ロータス、ウィリアムズ、ケーターハムの4チームにエンジンを供給しており、その数はF1エンジンメーカーの中で最多だ。

4チームが「理想的な数字」なのかと聞かれて、ルノー・スポールF1のマネジング・ディレクターを務めるジャン・ミシェル・ジャリニエは『Speedweek(スピードウィーク)』に「理想的な数字というのはないと思うね」と語り、次のように続けた。

「2014年には、必要となれば、5チームに供給したいと考えている。チームと交渉中だが、トロ・ロッソとも話し合っている」

「5チームに供給する準備はできている」

「だが、3チームのほうがわれわれにとっては都合がいいだろうね。そのほうがサポートも楽になるだろう」

今のところ、来年からF1にターボエンジンを供給するのは、ルノー以外ではフェラーリとメルセデスのみと見られている。ほかのエンジンメーカーがF1に参入すれば負担が軽減されるかと聞かれると、ジャリニエは「されるだろう。3メーカーでは全チームに供給するのに十分でない」と答えている。

さらに、「5チーム(に供給する)というのは、第1希望ではないんだ」とジャリニエは締めくくった。

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