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マルシャ、いまだにF1商業契約がまとまらず

2013年開幕戦が終わったものの、いまだにマルシャはF1の商業契約を結んでいない。

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、マルシャを含むすべてのチームと金銭的な契約条件については合意をみていると発言していた。しかし、開幕戦オーストラリアGP前に、マルシャのチーム代表ジョン・ブースはこれを否定した。

「それはバーニーにとって不可欠なものだよ。その合意なくして、彼はわれわれを映すことができないんだからね」とブースは話していた。

マルシャのスポーティングディレクターであるグレアム・ロウドンは、『PA Sport（PAスポーツ）』に対し、第2戦マレーシアGP（24日決勝）がせまった今になっても、まだ新しい契約が締結されていないと話した。契約の中心となるのは、F1を所有する投資会社CVCキャピタル・パートナーズが、2013年にマルシャへいくら支払うのかだ。

「1チームだけこれほど違う扱いをするのは、ちょっと奇妙な話だ。だが、私はCVCの社員ではないからね。何か理由があるんだろうと思うが」とロードンは話している。

「本当に分からないのは、なぜわれわれなのかということだ。われわれはかなりいいチームだし、大きく前進していると主張したい」

ロウドンは、この状況が続いた場合、マルシャのスポンサーが支援をやめてしまう可能性もあると訴えた。

「ほかのチームは合意しているから、そのことがスポンサーとの話し合いで話題になるだろう」

「われわれがほかのチームと違う扱いを受けていては、スポンサーが動揺する。影響が出てくるよ。間違いない」とロウドンは不安を口にしている。