今年から移籍してきたニコ・ヒュルケンベルグの足が大きすぎるという問題に対して、ザウバーは非常に高度な技術を駆使して解決策を見つけたようだ。
1回目のF1シーズン前テスト(2月5日~8日)では、ザウバーの2013年型F1マシンC32に対し、ヒュルケンベルグの足が大きすぎてペダル操作に苦戦したと伝えられた。『Bild(ビルト)』紙は、「クルマを作り替えることはできない」と報じていた。
とりあえずヒュルケンベルグは、レーシングシューズのつま先とかかとを切ってこの問題に対処していた。
しかし、バルセロナで行われた2回目のシーズン前テスト(2月19日~22日)では別の解決策を見つけたとヒュルケンベルグが『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に話した。「問題は、単純に適当な(レーシングシューズの)サイズがなかったことだった」
「今はちょうどいいシューズがある。それで合っているよ。シャシーを変える必要はなかったんだ」とヒュルケンベルグは笑顔で語っている。