ピレリが、F1との新しい契約をあと3ヶ月のうちに結びたがっている。
これはドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が伝えたもので、ピレリの公式F1タイヤ供給3年契約は、今年で満了する。
ピレリは先週、2013年用タイヤを発表したばかりだが、社長のマルコ・トランケッティ・プロベラは、同社が来年以降もF1という「大冒険」を続ける意向であることを明らかにした。
しかも『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によれば、答えを4月までにほしいとのことだ。
モータースポーツ部門を代表するポール・ヘンベリーはこう語る。「今後どうなるか、把握しておきたいね」
「F1チームにとっても重要なことがらだよ。なぜなら、2014年はすべてが大きく変わるからだ」
ヘンベリーが語るように、エンジンはV6ターボに移行し、空気の力でクルマを地面へ押しつけるダウンフォースや、車重、リアタイヤにかかるトルクの量などが大きく変わる予定だ。