近年のF1ドイツGPの舞台となってきたニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクの両サーキットに、来年の7月に予定されているレースを開催する見込みがあるようだ。
1年交代でドイツGPを誘致するという合意に基づくと、2013年のレースは財政がひっ迫しているニュルブルクリンクが会場となるのが本来のスケジュールとなっていた。
しかし、ラインラント・プファルツ州の次期首相マル・ドレイヤーは、ニュルブルクリンクには現在も(レース開催の)見込みがあると語っている。
「そうであると願っています」とドレイヤーは『DPA通信』に述べている。
「私にとってのただひとつの疑問は、このサーキットの未来をどうやって保証するかということです」
「いずれにせよ、政府には支援する義務があると信じています」という見解をドレイヤーは示している。
だが、2012年のF1ドイツGPの舞台となったホッケンハイムリンクもまた、2013年も再びレース会場となる可能性について語っている。
サーキットの報道担当者は、「われわれはよろこんで来年もF1の会場となります。しかし、まだその話は聞いていません」と『Speed Week(スピード・ウィーク)』にコメントをしている。