2012年F1シーズン、最終戦のF1ブラジルGPまでタイトル争いを演じたフェルナンド・アロンソは、フェラーリはライバルたちを見習い、ルールの「抜け穴」を探すべきだと指摘している。
わずか3ポイント差でレッドブルのセバスチャン・ベッテルとのタイトル争いに敗れたアロンソだが、「完ぺきな1年」であったと12日(水)に催されたチームスポンサーのイベントで2012年を振り返った。
そして、アロンソは今度はフェラーリがルールをどのように解釈し、それを展開させるかという側面で、限界に挑むときだと発破をかけていた。
「ほかのチームが限界まで押し進めたけれど、僕たちはそうではなかった事柄がいくつかある」とアロンソは語っている。
そして、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に対し、「これは常に起こってきたことだし、これからもそうだろうね」とコメントをしている。
「でも、僕たちもルールの範囲内で、いくつかの限界点、いくつかの抜け穴を見付けることを考えなくちゃいけない。ほかのチームと同じように、自分たちのパフォーマンスを上げるためにね」