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レッドブル、2013年F1オーストリアGP復活を熱望

2013年にF1オーストリアGPが復活する可能性が増してきた。イスタンブール・パーク・サーキットは、2013年のF1トルコGP復帰を目指していたが、このたびトルコ政府がこれを支援しない方針を明らかにした。これに伴い、かつてはA1リンクとして親しまれたレッドブル・リンク（オーストリア）が、来年のF1カレンダーの最終候補として名乗りをあげている。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1の統括団体であるFIA（国際自動車連盟）に対し「レッドブル・リンクがF1ライセンスをすべて満たすサーキットであることを認識してもらった」と『Speed Week（スピード・ウィーク）』に語った。

F1グランプリ開催の費用を誰が負担するのか、との問いには「シュティリア地方とオーストリア共和国がある」と答えた。

問題視されているサーキット周辺の宿泊施設の不足について聞かれると、マルコは「ばかげている。70年代や80年代にも十分にあった」と一蹴。

また、レッドブル・リンクがウィーンに次ぐオーストリア第2の都市、グラーツからさほど離れていないところにあると指摘した。

こんなにも短時間でグランプリの準備をすることは難しいとされるが、マルコは「問題ない」と主張する。

小さすぎるメディアセンターに関しても、「拡張することは可能」と断言してみせた。

オーストリアGPが復活すれば、レッドブルにとって待ちに待った母国グランプリの開催となる。