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ロータス、ライコネンとの金銭トラブル解決

2012年11月25日(日)10:36 am

ロータスの経済状態についてうわさが飛び交ったのはチーム・パートナー候補の責任だろうと推測するのは、チームオーナーのジェラルド・ロペス。ロータスを所有するルクセンブルクの投資会社、ジェニイ・キャピタルの経営者だ。

ロータスがキミ・ライコネンをはじめ500人の従業員に払う賃金を不払いにしていると、そんなうわさを流されたのだから、チームは怒りをみせた。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌にロペスは、こう語る。「他チームと同様、われわれはちゃんと期日に払うものを払っている」

「(うわさの出どころ)は、われわれと手を組みたがっていながら、それが実現せずに怒っている一部の人間かもしれないよ」

もっとも、選手権ポイント数によって支払うボーナスがライコネンの手に渡っていないとの報道は一部正しいと、ロペスは次のように打ち明ける。

「そのことは解決済だ。あんなにポイントを稼ぐとは計算外だったよ。従って、ボーナスはかなり高くついたんだ。新たな支払い方法について、われわれは既に同意している」

「しかし、ポイントによってTV放映の権利金割り当てが増えるわけだから、収支はトントンだよ。キミには、それなりの分け前を払う」と、ロペスは語っている。

まだロメ・グロジャンとの来季契約が確認されていないが、これについてもロペスは次のように語り、2013年にライコネンのチームメートとなるのは引続きグロジャンであることをほのめかした。

「ロメには少しプレッシャーを与えないとね」

「とんでもない速さを持つ青年だが、度重なるアクシデントがたたって出場停止を受けて以来、心にブレーキをかけたままの状態だ。以前のようにまたアタックしろといって聞かせたんだがね」

「もっとうまく感情を制御すれば、ロメにやってやれないことなんか無いよ」とロペスは締めくくった。

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