マクラーレンのジェンソン・バトンは、来季メルセデスAMGへと移籍することになったルイス・ハミルトンに代わって新しいチームメートとなるセルジオ・ペレス(現ザウバー)について、ハミルトンのような活躍を見せることは難しいだろうと考えているようだ。
ペレスは、先週末行われたF1アメリカGPで優勝を飾ったハミルトンに代わって、2013年以降マクラーレンのドライバーとなる契約を結んでいる。
22歳のペレスは、マクラーレンに移籍する2013年の目標は、優勝すること、そしてF1チャンピオンのタイトルを目指すことだと語っている。だが、マクラーレンとの契約が発表されてからというもの、ペレスは1ポイントも獲得できていない。
アメリカGP後のイギリス各紙には、来季ペレスをチームメートとして迎えることになるバトンの次のようなコメントが掲載されていた。
「チェコ(ペレスの愛称)にとって、十分な活躍をすることは難しいだろうね」
「彼は競争力のあるドライバーになるだろうという思いはあるよ。でも、もちろん彼にはあまり経験がないし、来シーズン早々から上位で戦えるとは思えないよ」
「要求がとても大きいかもしれないけれど、ほかにどうしようもないよね? 速いドライバーが求められるんだから」
「彼がすぐに上位で争えるようになるかどうかはわからない。でも、最初のレースで驚かされることになるかもね」