F1の最高権威、バーニー・エクレストンは将来インドに2つ目のレースを増やす事を検討しても良いと明かした。
しかし、年間20レースのF1カレンダーには2つ目のインドGPを加える余裕はないと付け加えている。
「今あるレースとこれから加わるレースで今は目一杯だ。だから多分3、4年後だろう」と『Reuters(ロイター通信)』に語った。
インドGPは、2011年シーズンの初開催時には多くの観客が観戦したが、2回目となる今年はグランドスタンドにも空席が目立っている。
インドモーターレーシング会長のビッキー・チャンドックは、一番の問題はチケットが高価である事だと考えている。
「インドGP開催者とF1の間には2015年までの契約がある。その先もビジネスが成り立てば良いと思うが、もしダメならF1はライセンス料などに関するアプローチを変えるかもしれないね」と、『CNN』に語っている。
またチャンドックはブッダ・インターナショナル・サーキットがエクレストンに支払っている“高価な”年間開催料は4億ドル(約319億円)だと明かした。