フランスのポール・リカール・サーキットで代表を務めているステファン・クレールは、2013年にポール・リカールがF1を誘致する可能性は「90パーセント」であるとしている。
クレールは『Figaro(フィガロ)』に対し、2013年の初開催が予定されていたニューヨーク市街地レースが延期されたことによって、フランスがその代替開催地の筆頭に上がっていると述べている。
「われわれのプロジェクトはそのような状態(財政的に貢献をすること)を必要としていない」とクレールは語っている。
クレールは2013年のF1カレンダーに調整を加える必要が出てくるだろうと指摘している。そしてフランスGPを9月の上旬に組み込むことで、ベルギーGP、フランスGP、そしてイタリアGPとヨーロッパでの伝統的なレースを連続して開催することが可能になるという提案をしている。
またクレールは、決断は早急に下されなければならないとしている。
「法的な手続きのための時間を取るために、11月の下旬までにはすべてをやっておかなければならない。1月1日からわれわれはチケットの販売を行う予定だ」
「また、サーキットの状態を良くするのに3カ月が必要となる」とクレールは付け加えた。