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ロータス、グロジャンの来季について語る

2012年10月16日(火)10:17 am

ロータスのチーム代表エリック・ブーリエが、ロメ・グロジャンのチーム残留を明らかにした。

レースの1周目での事故が多いグロジャンは、第13戦イタリアGPでの出走停止の後、またも第15戦日本GPで事故を起こして、接触したマーク・ウェバー(レッドブル)に「頭のいかれた野郎」と言われるまでになっていた。こうした中、ブーリエとチーム・オーナーのジェラルド・ロペスも、グロジャンが2013年もチームに残留すると確約することを拒んでいた。

韓国GP(14日決勝)では、スタート前に「緊張している」と語っていたグロジャンだったが、一度も他車に接触することなく、無事7位でレースを終えた。

ブーリエは「あれほどのプレッシャーを背負いながら、ロメが非常に分別のある走りをするのを見られて良かった」とレース後に語った。

また『BBC』に対してブーリエは、「(グロジャンは)先のことについて、われわれのもとにとどまると再度保証されているが、今日は明言できない」

「すべて準備は終わっている。契約も整っており、役員会でも承認されている。あとはそれを実行する可能性を見いだせるかどうかだ」

グロジャンは、2009年終盤にロータスの前身ルノーF1からデビューしたものの、シーズン末でシートを失い、2011年にGP2でチャンピオンになって今年ようやくF1に復帰した。ブーリエは、グロジャンのマネジメントを務めるグラビティ社の代表も兼任しており、ロータスはグロジャンを信頼し続けると話した。

「ロメはF1にふさわしい。F1で将来性があると思ったから復帰させたんだ。連れ戻しておいて追い出したりしたら、ちょっと馬鹿みたいだろう」とブーリエは語っている。

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