F1日本GP決勝を、日本GPでの日本人最高位となる3番グリッドからスタートする小林可夢偉(ザウバー)。自身初となる表彰台獲得に向けた期待が高まっている。
・【写真ギャラリー】4番手タイムを出した可夢偉、予選後の様子
可夢偉は予選で4番手に入ったが、予選3番手のジェンソン・バトン(マクラーレン)がギアボックスを5戦連続で使用する規定に違反して交換したことから、5グリッド降格のペナルティーを受ける。そのため、可夢偉は3番グリッドからスタート。これは、2004年の佐藤琢磨を上回り、日本GPでの日本人最上位スタートとなる。
もし決勝で可夢偉が表彰台を獲得した場合、F1では自身初の表彰台。また、2位以上になった場合は、日本人としてはF1最上位記録の更新となる。これまでにF1で表彰台を獲得した日本人は2人のみ。1990年日本GPの鈴木亜久里と、2004年アメリカGPの佐藤琢磨の2回だけだ。
可夢偉本人も予選後、「表彰台を狙えるチャンスもあります」と語っていた。