NEXT...F1開催スケジュール

ロータスのダブルDRS導入はまだ先

2012年10月07日(日)14:08 pm

ロータスが開発中のダブルDRSであるが、そのデビューはまだ先になる見込みだ。

ダブルDRSとは、メルセデスAMGが2012年に開発したシステム。DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を作動させた際に空気の取り入れ口が現れ、そこから取り入れた空気をフロントウイングへ流し、フロントウイングの抗力を減らして最高速を高める。DRSを作動させると自動的に空気の取り入れ口が現れるため、ルール違反ではないと判断された。ロータスのダブルDRSは、メルセデスAMGのものと違いDRSとは連動していないとされる。

今週末の日本GPからダブルDRSを導入することができるとの主張を繰り返していたチーム代表のエリック・ブーリエ。その言葉通り5日(金)のフリー走行においてロータスはこの装置を搭載したマシンを走らせたものの、予選と決勝での使用は見送ることをチームは決定した。

この件に関して、ロータスは次のような声明を発表している。

「残りの週末を通して使用するだけに必要なレベルにまで、この装置をうまく機能させることができなかった」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック