マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは5日(金)、来季からメルセデスAMGへ移籍が決まったルイス・ハミルトン(マクラーレン)の後任としてフォース・インディアのポール・ディ・レスタとニコ・ヒュルケンベルグの両ドライバーも候補だったことを認めた。
ウィットマーシュは、イギリスのテレビ局『Sky』に対し、セルジオ・ペレス(ザウバー)と正式に契約する前、フォース・インディアのふたりも調査していたと話した。
「ディ・レスタとヒュルケンベルグに興味を持つのは、それほど驚くべきことではないだろう。ふたりともまだチームとの契約が残っているが、間違いなく交渉可能だったし、なにしろ素晴らしいドライバーたちだと思う」
ウィットマーシュはまた、最終的にディ・レスタとヒュルケンベルグではなくペレスを選んだのは、「非常にわずかの差だった」と述べた。
「私が思うに、セルジオ(ペレス)にはまだ成長する可能性がある。彼は才能にあふれているし、ミスもほとんど犯さない。非常に優れたレーサーだ」
ペレスとの契約を決定づけた点として、次のことを挙げた。
「私たちはドライバーの潜在能力に注目していた。これからまだ伸びそうなドライバーを選ぶことにしたんだ。まだ分からないけれど、セルジオならきっと力を発揮してくれるだろう」