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井原慶子「富士では表彰台に上りたい」=WEC

2012年09月30日(日)15:23 pm

WEC(世界耐久選手権)第6戦バーレーン6時間は、トラブルのためリタイアとなったガルフレーシングの井原慶子。しかし、井原はすでに富士スピードウェイで行われる次戦に目を向けており、「表彰台に上りたい」と意気込んでいる。

WEC第6戦バーレーン6時間 写真ギャラリー

ガルフレーシングは、ドライバーの負傷により、今回も1台体制での参戦に。予選では、総合16番手、クラス10番手に入り、決勝へ挑んだ。しかし、スタート直後に他車から追突され、クルマにダメージを負ってしまう。その後も、走り続けたガルフレーシングの29号車だが、最終的には電気系トラブルでリタイアとなった。井原は次のようにレースを振り返っている。

「本当に悔しいです。今回のバーレーン戦では、パーツがない中でもかなりセッティングを仕上げることができました。結果はリタイアとなりましたが、チームにとっては今シーズン初めて成果が確認できたレースでした」

「決勝レースでは、スタート直後にファビアン選手が走行中追突されマシンにダメージを負ったもののそのまま走行を続けました。今回は16時から始まるナイトレースで、私が 夜の走行を担当しました。夜間走行中、総合12位、LMP2クラス6位まで順位を追い上げていましたが、ファビアン選手に交代後しばらくして電気系のトラブルが発生し残念ながらリタイアしました。表彰台も見えてきていたので大変残念です」

これまでマシン開発に苦労してきたガルフレーシング。しかし、次戦は井原の母国、日本でのレース。バーレーンで初めて成果が見えてきたと語る井原は、表彰台を狙っていきたいとのコメントを残した。

「今年は、パーツ供給会社の倒産などからパーツ不足に悩まされ、マシン開発に大変苦労してきましたが、チーム一丸となって根気強く取り組んできた結果、今回のバーレーンで初めて成果が見えてきました」

「次戦第7戦は、日本の富士スピードウェイで行われるので、ぜひ表彰台に上りたいと思います。今後ともどうぞ応援よろしくお願いいたします」

WEC第7戦富士6時間は、10月12日(金)に練習走行が行われ、10月13日(土)に予選、10月14日(日)の11時に決勝がスタートする。

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