ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は20日(木)、未だに2013年シーズンのチームメートが確定しないことに対して平然とした様子を見せた。
パドックで広まっているうわさでは、ロズベルグの来年のチームメートは、現在メルセデスAMGに所属しているが、来シーズン以降に関しては契約の更新を行う必要があるミハエル・シューマッハか、マクラーレンのルイス・ハミルトンになるとのことだ。
ロズベルグはシューマッハの存在を引き合いに出し、「僕としては、今の状態をキープすることができたらうれしい」と希望を述べた。
「でも、もしそうならなかったとしても問題はないよ」
ロズベルグは「もちろん、うわさのことは知っている」と認めた上で、「個人的には僕のシルバーアロー(メルセデスAMGの愛称)における立場に満足しているよ」と語り、自身がハミルトンと入れ替わる形でマクラーレンへと移籍するかもしれないという憶測を一蹴した。
そして、高く評価されていると同時に、素晴らしい競争力を持っているハミルトンがチームメートになることは気に触るかという質問に対しては「全然そんなことはない。彼のことは昔から知っているからね」と意に介していないことを強調した。