マルシャのティモ・グロックは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGP決勝を19番手からスタートし、17位になった。
ティモ・グロック
「ほろ苦いレースだった。ターン1をうまく通過できたけど、スタート自体はいいものではなかった。ターン2の入り口に差しかかった所で前方のクルマがつまっていてペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ケーターハム)が僕のいた外側へ寄って来た。それを避けることができず、彼に僕のフロントウイングを削られ、ダメージを負ってしまった。このことでパフォーマンスが落ち、クルマはただ単に"走れる"レベルだったから、ほとんど仕事らしきことをさせてもらえなかった」
「さらに追い打ちをかけるように、あまりにも早くピットストップをしたもんだから、レースプランから外れてしまった。予定していたよりも長くコース上にとどまらなければならず、最後の方はタイヤの摩耗がひどかった。それに青旗(周回遅れとなるクルマに対し、道を譲るよう指示するために振られる旗)にも悩まされたしね」
「全体的に、喜ぶべき結果だと思う。モンツァ特有のダウンフォース仕様で走れなくてもこの結果だったわけだから。今は僕のお気に入りのレース、シンガポール(23日決勝)が楽しみだよ」