ケーターハムのヘイキ・コバライネンは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行1回目で、27周を周回してベストタイムは1分27秒855で19番手。フリー走行2回目では、39周を周回してベストタイムは1分26秒841で18番手になった。
ヘイキ・コバライネン
「ここ最近ではかなりいい金曜日だったよ。インストレーションラップ(クルマの状態を確認するため、最初に行う周回)のときからクルマのバランスはいい感じだったし、バレンシア(第8戦ヨーロッパGP)以降のどのサーキットよりも競争力があるのは間違いないね。なぜこんなによくなったのか分からないんだ」
「クルマはスパ(第12戦ベルギーGP)やハンガリー(第11戦)、ホッケンハイム(第10戦ドイツGP)やシルバーストン(第9戦イギリスGP)のときとはかなり違う構成になっているけれど、そのことだけではこの感触やパフォーマンスの違いを説明できないね。ここでなぜクルマの調子がいいのかよく理解する必要があるよ。そしてそれをどんなタイプのサーキットでもさらに競争力が発揮できるように生かさなくてはね」
「これはみんなにとっても前向きな気持ちになれることだね。スパのことは受け入れがたかった。それは間違いないよ。僕らになぜ競争力がなかったのかちゃんと理解できていなければ、それを解決するのはさらに難しいものさ。でも、ここに来たらパフォーマンスが本来そうあるべき基本的なレベルに戻ったんだ。これからそれをベースにさらに積み上げていく必要があるよ」