フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが、モンツァ・サーキットで開催されるイタリアGP(9月9日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:(ベルギーGPで)4位になったことは、シーズン後半戦のスタートを最高の形で迎えることになりましたね。
ヒュルケンベルグ:僕たちにとって素晴らしい結果だった。僕にとってはF1での最高順位だし、12ポイント獲得できたことでチーム別ランキングの順位を上げることができたからね。スタート時のクラッシュが有利に働いたことは間違いないけれど、その後は強さを発揮できたし、速さもあったからレッドブルやフェラーリ、そしてロータスと争うこともできた。つまり僕たちは状況をうまく利用できたし、ポイントを得るにふさわしかったんだ。
Q:表彰台まで、あとわずか2秒というところでしたね。
ヒュルケンベルグ:そうなんだよ! 常に表彰台を目指して戦っていたし、ライコネン(キミ・ライコネン/ロータス)をかわして2番手に上がったときにはそれも可能なんじゃないかって思ったよ。今回の結果は僕たちにとって表彰台はそれほど遠くないってことを示すもので、残りの8レースではベストを尽くしてシーズンを終える前に表彰台をつかみたいと思っている。でもベルギーGPはひとつのレースでしかないし、僕たちは今年の残りのレースに向けてこういうペースでのレースを何度も繰り返すことができるように頑張るよ。
Q:次はモンツァですが、高速サーキットに挑むのは楽しいですか? VJM05(フォース・インディアの2012年型車)はモンツァでどのようなパフォーマンスを示してくれると思いますか?
ヒュルケンベルグ:モンツァは本当に楽しいよ。今シーズンでは最後の高速サーキットだし、雰囲気が素晴らしいんだ。モンツァはかなり特殊だから、間違いなくどのチームも新しいウイングを持ち込むはずだ。僕たちの空力パッケージがどういうふうに機能するか様子を見ないといけないね。目標は同じように日曜日(決勝)にさらにポイントを稼ぐことさ。