『Bild Zeitung(ビルト・ツァイトゥング)』が報じたところによればフェラーリは、これまで長年にわたって共に過ごしてきたフェリペ・マッサとの契約を今季限りで打ち切ることをほぼ決定したようだ。
そんななか、『Bild Zeitung(ビルト・ツァイトゥング)』紙はさらに、2013年にマッサの後任候補として2人のドイツ人ドライバーの名前が浮上してきていると伝えた。
先週末、ベルギーGPの会場となったスパでは、現在フォース・インディアに所属しているニコ・ヒュルケンベルグがすでにフェラーリとの間で何らかの契約に交わしたと示唆する報道も行われていた。
ヒュルケンベルグ本人も『Bild(ビルト)』に対し、「フェラーリについてのことは認めることも否定することもできないよ」と語っている。
そして、もう1人の候補者と目されているのが、元フォース・インディアのドライバーであったドイツ人ドライバー、エイドリアン・スーティルだ。スーティルは昨年上海のナイトクラブで起こした傷害事件についての訴訟問題のさなかにフォース・インディアのシートを失ったものの、その後もF1復帰のチャンスを探し続けている。
そのスーティルは『Bild(ビルト)』へ次のように語った。
「フェラーリではコンスタントにポイントを獲得できる、信頼のおける2人目のドライバーを探している。僕にはそれができると信頼してもらえると思っているよ」