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ペトロフ、F1引退も視野に

2012年09月01日(土)20:22 pm

F1の世界で身を立てることができないのであればビタリー・ペトロフは別の道を探す必要がある。マネジャーが語った。

2010年にルノー(現ロータス)からF1のキャリアをスタートさせ、今年はケータハムから参戦中のペトロフは、これまで個人的支援者やスポンサーからの持参金が、ドライバーの座を維持する大きな要因になってきた。

だが来年以降はこの姿勢を変える可能性があることを、マネジャーを務めるオクサナ・コサシェンコが言明した。ペトロフがロシア政府からの支援を失ったことも明かしたコサチェンコは、ロシアのスポーツメディア『Sport-Express(スポーツ・エクスプレス)』に対して以下のように語っている。

「F1界におけるロシア人ドライバーの存在が周囲の関心を引かないのであれば、私たち、つまりビタリー・ペトロフとオクサナ・コサシェンコの2人は、グランプリ外での活動に目を向けることになるでしょう」

「F1は有名かつ一流ですが、ビタリーには一文も入ってこないのです。なぜなのでしょうか? それには多くの理由があります」

「ロシアでは、アスリートを売り出すことは困難です。しかしそれ以上に、F1ドライバーを売り出すことは不可能と言っても過言ではないのです」

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