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F1第12戦ベルギーGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年09月01日(土)19:32 pm

2012年F1第12戦ベルギーGPが9月1日(土)、スパ・フランコルシャン(1周/7.004km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)フリー走行3回目が行われ、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温12℃、路面温度は20℃。初日が大雨のためまともに走行できなかったこともあり、セッション開始時にはピットレーン出口に多くのクルマが並んだ。各車ともコースへ入ると、約半数のドライバーがピットへ戻らずにそのまま走行を開始。路面は一部しめっている部分もあるものの、ほぼドライ路面になっており、全車がドライタイヤでコースインしている。

開始から約10分の段階でトップはブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、タイムは1分52秒562。フェラーリ勢とマクラーレン勢は、まだ本格的な走行を開始していない。また、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がコース脇にクルマを止め、クルマから降りてしまった。ロズベルグが記録しているタイムは1分58秒113、この段階でタイムを記録している中では最下位につけていた。

開始約20分、トップは依然としてセナ、しかしタイムは1分51秒741に更新されている。ケメル・ストレートの先にある5コーナー、レ・コームではブレーキングでタイヤをロックさせたり、コースをはみ出したりするクルマが多い。フェラーリ勢とマクラーレン勢もすでに走行を開始し、アロンソが1分50秒936を記録してトップに。チームメートのフェリペ・マッサも3番手につけている。その後、マッサはタイムを更新して2番手に浮上した。

約30分が経過した時点で、ほとんどのドライバーがピットへ。この段階でのトップは1分50秒690にタイムを更新したアロンソ、2番手にマッサがつけ、フェラーリの1-2体制に。アロンソはソフト側、マッサはハード側で走行し、約コンマ4秒差になっている。3番手はセナ。4番手には初日トップのシャルル・ピック(マルシャ)、5番手にもマルシャのティモ・グロックがつけており、マルシャ勢が2台そろって上位に入った。

小林可夢偉(ザウバー)は1分55秒406を記録して11番手につけている。アロンソのガレージでは、チームスタッフがリアウイングの下側で大がかりな作業を行っている。

開始約35分、セルジオ・ペレス(ザウバー)がソフト側のタイヤで1分49秒637を記録してトップへ。可夢偉も自身のタイムを更新し、1分50秒187を記録して2番手に浮上。可夢偉もタイヤはソフト側を装着している。その後、グロジャンが1分49秒580を記録してトップタイムを更新。しかしその直後、ウェバーが1分49秒164を記録してトップに。

開始約45分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が自身のタイムを更新したものの、ウェバーのタイムには届かず2番手に。3番手にはアロンソ、4番手にはキミ・ライコネン(ロータス)、5番手ペレスになっている。

セッションが残り約10分を過ぎたところで、ペレスが再びトップへ。タイムは1分48秒850。その直後、可夢偉もタイムを更新し、ペレスとほぼ同タイムの1分48秒863を記録し、2番手につけた。しかし、すぐにアロンソが1分48秒542を記録してトップタイムを更新した。その後、ライコネンもタイムを更新して2番手に浮上。しかし、アロンソのタイムを上回るドライバーは現れず、アロンソがトップのままセッションは終了した。

可夢偉は4番手、チームメートのペレスは3番手でセッションを終えている。

【結果】F1第12戦ベルギーGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第12戦ベルギーGPフリー走行3回目の結果

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