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F1第11戦ハンガリーGP予選、詳細レポート

2012年07月28日(土)22:42 pm

2012年F1第11戦ハンガリーGPが7月28日(土)、ハンガロリンク(1周/4.381km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でルイス・ハミルトン(マクラーレン)がポールポジションを獲得した。

セッション開始時の天候は晴れ、気温30℃、路面温度は45℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで予選を終える。全車が1度目のタイム計測を終えた段階で、トップはルイス・ハミルトン(マクラーレン)。ケーターハム勢、マルシャ勢、HRT勢そしてダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)が脱落する位置につけている。

残り約5分になった段階でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は17番手につけていることから、ソフト側のタイヤを装着してコースイン。アロンソは暫定2番手タイムを記録した。その後、中団チームでも多くのドライバーがソフト側タイヤを装着して走っており、大きく順位が変動している。セッション終盤には小林可夢偉(ザウバー)が脱落する位置にいたが、終了直前にタイムを更新し、無事に次のセッションへ進んだ。Q1で予選を終えた18番手から24番手は以下のとおり。

18番手ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、19番手ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)、20番手ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)、21番手シャルル・ピック(マルシャ)、22番手ティモ・グロック(マルシャ)、23番手ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、24番手ナレイン・カーティケヤン(HRT)。

Q1のトップ5は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手がここで脱落する。各車が1回目のタイム計測を終えた段階では、ハミルトンが2番手にコンマ6秒の大差をつけてトップ。また、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)はほかのドライバーとコースインのタイミングをずらしている。

ザウバー勢はセッション終盤になってもタイムが伸びず、2台そろってここで脱落。また、マーク・ウェバー(レッドブル)は11番手になって脱落した。さらに、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、最後にタイム更新を試みたものの、前を走るクルマがコースからはみ出て土ぼこりが舞い、シューマッハもバランスを崩してしまったことから、途中でタイムアタックをやめ、ここで脱落となった。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手マーク・ウェバー(レッドブル)、12番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、13番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、14番手セルジオ・ペレス(ザウバー)、15番手小林可夢偉(ザウバー)、16番手ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)、17番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)。

Q2のトップ5は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、キミ・ライコネン(ロータス)だった。

予選Q3は10分間の戦いになり、ここでポールポジションが決まる。セッション序盤からタイムを計測したのはロータス勢とマクラーレン勢の4台のみ。この中では、ハミルトンが2番手のグロジャンに約コンマ5秒の差をつけてトップに立っている。ベッテルは残り約3分になったところでタイムを計測。2番手タイムを計測し、そのままガレージへ戻ってクルマを降りた。

セッション終了直前にハミルトンが自身のトップタイムをさらに更新。そして、グロジャンもタイムを更新した。しかし、ハミルトンのタイムには届かず2番手に。結局、ハミルトンが今季3度目となるポールポジション獲得を果たした。Q3の結果は以下のとおり。

1番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、2番手ロメ・グロジャン(ロータス)、3番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、4番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)5番手キミ・ライコネン(ロータス)、6番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、7番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、8番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、9番手ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)。

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