レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、ホッケンハイムリンクで行われたドイツGPフリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分16秒475で6番手。予選では、1分41秒026で2番手になった。
セバスチャン・ベッテル
「路面はセッション終了間際が一番いい状態だったから、ベストタイムを出せたのもその時だった。こういったコンディションで運転するのはとても難しい。コース上を川のように流れる水にいとも簡単にクルマを持っていかれることだってある。マーク(ウェバー/チームメート)にあやうく追突しそうになって、いくぶんかタイムロスしてしまった周もあった。でも、今日のような状況だと、ミラーに何も映らないし、本当に難しい」
「今日はポールポジションを取れるスピードがマシンにはあった。だから、(ポールを獲得した)フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)の戦略を参考にする必要がある。でも、今日のような天気の場合、運に大きく左右されるから、予選でクルマのコントロールを失わなかっただけでも運がよかったのかもしれない。明日は最前列からスタートできるしね。今の僕たちには一貫性がある。そこが強みだね」