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ルイス・ハミルトン、ロータス移籍の可能性も？

ルイス・ハミルトン（マクラーレン）には、ロータスと移籍交渉を始める「準備がある」とイギリスの大衆紙『Daily Mail（デイリー・メール）』が報じた。

2008年のF1チャンピオンであるハミルトンとマクラーレンの契約は、今シーズン終了をもって満了する。最終的には契約を延長するのではないかと見られているが、報酬をめぐってもめているという話や、優勝した際にトロフィーを保持する権利のような、ささいな点で折り合いがついていないといった話が聞こえてきている。

交渉が決裂した場合、これまでもハミルトンの移籍先候補にはメルセデスAMGが挙がっていたが、ここにきてロータスの名前が出てきた。

マクラーレンは、今シーズン途中から深刻な不振に陥っている。ハミルトンは母国イギリスGPでも振るわず、ドライバーズランキングも3位から4位に後退、首位との差が37ポイントに広がった。このレース後ハミルトンは、チームのつまずきを懸念するコメントも残している。

イギリスGP後にマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ハミルトンがチームの不振を理由に離脱することを心配しているかと聞かれ、こう答えた。「いや、彼はもっと賢いよ」

「このチームに残りたいはずだ。そして残ると信じている」とウィットマーシュは自信を見せていた。