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ザウバー「可夢偉は2回目のピットストップで15秒ロスした」

2012年07月09日(月)2:30 am

イギリスGPでザウバーでは、小林可夢偉がトップ10で走行していたものの、2回目のピットストップで作業エリアに止まりきれずメカニックと接触。これでピット作業に時間がかかったこともあり、最終的には11位になった。セルジオ・ペレスはウィリアムズのパストール・マルドナードと接触してリタイアになっている。チーム代表のペーター・ザウバーとトラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラがレースを振り返った。

ペーター・ザウバー
「当然ながら、3人のメカニックがケガから早く回復し、すぐに元通り元気になってくれることを願っている。可夢偉は2回目のピットストップで15秒ロスしたが、それまではポイントを獲得する可能性も高いところにつけていた」

「セルジオは15番手グリッドからポイント圏内まで回復していた。こういうことをやってみせてくれたのはこれが初めてではない。興奮するレースになることを期待していたし、いい結果も可能だと思っていた。セルジオとパストール・マルドナードの事故はFIA(国際自動車連盟)によって審議される。しかしどうなっても、あれでセルジオのレースは終わってしまったんだ」

ジャンパオロ・ダラーラ
「われわれのレースペースは良かった。戦略もかなりうまくいっていたし、どちらのドライバーもスタートで順位をいくつか取り戻した。セルジオはソフト側タイヤで少なめに走り、ハード側タイヤで2回長めに走る計画だった。ピットストップもうまく短時間ででき、前を走っていたマルドナードに追いつくことができた。だが、そこであの事故が起きてしまった」

「実は可夢偉はハード側タイヤで長めに走ることを目指していた。初めはかなりがまんの走りだったが、そのあと終盤に向けてソフト側タイヤでさらにいいペースになった。全体を通してみればうまくいっていたんだが、ピットストップでのアクシデントで、時間をロスしすぎてしまったよ。昨日(予選で)レースの一部をすでに失ってしまっていたわけだが、今日の2つの事故で非常に残念な週末になってしまった」

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