ザウバーの小林可夢偉は、シルバーストン・サーキットで行われたイギリスGP決勝を17番手からスタートし、順調に順位を上げていったが、2回目のピットストップで作業エリアに止まりきれず、数名のスタッフをひいてしまった。その後、レースを再開し、11位になっている。
また、ザウバーからの発表によると、この事故で3名のメカニックが軽傷を負った。そのうち2名がサーキット内のメディカルセンターへ運ばれたが、現在はチームに合流。もう1名はガレージ内で処置を受けた。
小林可夢偉
「最初に、ピットストップでの事故については、僕のミスでした。チームに謝罪したいと思います。もちろんポイント獲得に向けて攻めなければいけない状況だったとはいえ、明らかにピットレーンでブレーキングが遅すぎました。フロントタイヤがロックしてクルマをコントロールすることができず、それで停車位置を行き過ぎてしまったんです」
「こんなことが起きてしまって本当に申し訳ない気持ちです。ぶつけてしまった3人のメカニックが早く良くなることを願っています。17番手からスタートしてトップ10まで上がっていたので、ポイントを獲得できればと願っていたのですが」