ザウバーの小林可夢偉は、シルバーストン・サーキットで行われたイギリスGPフリー走行1回目で19周を周回し、ベストタイムは1分58秒483で7番手。フリー走行2回目では16周を周回し、ベストタイムは1分56秒474で2番手になった。
小林可夢偉
「ウエットコンディションでのクルマはかなりよかったです。でも、もしドライコンディションになった場合にどうなるか想定するのは、不可能ではないにしろ、難しいですね。でも、コンディションは誰にとっても同じですから文句は言えませんね」
「もちろん、予定していた新パーツの評価はできませんでした。最後にインターミディエイト・タイヤ(路面の水量がそれほど多くないとき用のレインタイヤ)をはいてみましたが、単に感触を得ておくためでした。明らかにインターミディエイトを使うには水量が多過ぎましたね」
「全体的に、サーキットにはあちこちに小さな川ができ始めていました。直線を走るときでさえ、アクアプレーニング(路面の水によってタイヤがグリップしなくなる現象)によってコントロールを失わないようにかなり注意しなくてはなりませんでした。今週末はずっと雨みたいですし、それは僕たちにとってはそれほど悪いことではないと思います」