F1テスト中にクラッシュしたマリア・デ・ビロタが、クラッシュによって右目を失った。所属チームのマルシャが正式に発表している。
ビロタは、3日(火)に飛行場で行われたテストに参加。システムチェックなどを行う走行終了後、仮設のピットへ戻ろうと減速したところで、なぜかクルマが加速し、コース脇に駐車されていたマシン運搬用のトラックに激突した。
マルシャの発表によると、ビロタはその後病院へ運ばれ、現地時間3日の午後から4日(水)の朝にかけて手術が行われた。
現在の状況についてマルシャは、「依然として危険な状況ではあるが、安定している」と発表した。
さらに、チーム代表のジョン・ブースは声明の中で、「非常に残念なことではあるが、ケガにより、マリアが右目を失ったことを報告しなければならない」とも発表している。
なお、クラッシュの原因については現在、調査中とのことだ。