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セバスチャン・ベッテルが2014年にフェラーリへ移籍するとイタリア紙が予想

2012年06月29日(金)10:45 am

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が2014年にフェラーリへと移籍するかもしれないと考えている著名なF1ジャーナリストがまたひとり増えた。

現在ディフェンディングチャンピオンとして2012年シーズンを戦っているベッテルはレッドブルと2013年までの契約を結んでいるが、それ以降のシーズンに関しての契約はまだ交わしていない。そのベッテルは先日、2014年にフェルナンド・アロンソのチームメートとしてフェラーリへ移籍するための何らかの契約事項にサインしたという複数の報道を否定した。

アロンソが2010年にフェラーリに加入するちょうど1年前、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙の著名な記者ピノ・アリービは、アロンソのフェラーリ移籍の予測を見事に的中させている。

では、ベッテルの2014年のフェラーリ移籍に関して、どのような考えを持っているのだろうか?

「フェラーリは確実にベッテルとコンタクトを取っていると思う。しかし、そこに何らかの選択肢や合意事項が盛り込まれているかは定かではない」とアリービは『El Confidencial(エル・コンフィデンシャル)』に語っている。

だがアリービは、当事者たちは「もし2013年シーズン終了時点で状況がベッテルにとって良好、つまりフェラーリがトップ3で戦える実力がある状態で、尚且つフェラーリにとっての状況も同様に良好な場合」、ベッテルのフェラーリ移籍計画を進めることで合意していると考えている。

そして「別の言い方をすると、ベッテルは他のチームへ行くことは無い。なぜならフェラーリが第一候補だからだ」と付け加えている。

その一方で、フェラーリは2013年シーズンのアロンソのチームメート選考を行っているとアリービは指摘している。

「マーク(マーク・ウェバー/レッドブル)はフェラーリと話をしているようだが、それ以上のことは知らない。もし、マッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)がもう何戦かいいレースをすることができたら、きっともう1年続投することになるだろう」

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