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フェルナンド・アロンソの勝利に「感動した」とフェラーリ会長

2012年06月27日(水)17:53 pm

ヨーロッパGPで今シーズン2勝目を挙げ、ドライバーランキングでも首位に返り咲いたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。ファンからの大歓声、そしてフェラーリスタッフのイタリア国歌合唱に感極まって涙を流したアロンソの姿は感動を呼んだ。

ヨーロッパGPを現地観戦していたフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロは、フェラーリの公式ウェブサイト『www.ferrari.com』にこう語っている。

「素晴らしいドライバー、強いクルマ、完ぺきなチーム。これこそ、24日(日)の勝利の秘訣(ひけつ)だ。チーム代表のステファノ・ドメニカリ、そして必死に努力を重ねてくれたチームのことをうれしく思う。彼らひとりひとりに感謝したいし、改良を重ねてくれたひとりひとりの努力に感謝したい。長い選手権では、すべてのレースが予想不可能で、やるべきことはたくさん残されている。しかし、ヨーロッパGPの勝利で、もっと上を目指すためのアドレナリンが出たね」

ヨーロッパGPの表彰台に立ったアロンソ、キミ・ライコネン(ロータス)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、3人ともフェラーリに所属経験がある。シューマッハは2006年に一度F1を引退するまでの10年をフェラーリで過ごし、5年連続F1チャンピオンという前人未到の記録を作った。シューマッハの引退後にフェラーリへ加入したライコネンは、移籍1年目の2007年に悲願のF1チャンピオンになった。ルノー所属時代の2005年、2006年にチャンピオンに輝いたアロンソは、フェラーリでのチャンピオン獲得を目指し、エースドライバーとしてチームを支えている。

この3人が並んだ表彰台に、モンテゼモーロも感慨深げにこう語った。

「“私の”フェラーリに所属したチャンピオンたちがハグを交わしている。過去15年間で重ねてきた素晴らしい勝利の数々、そしてそれにかかわった人々のことを思ったよ。ミハエルやキミ、トッド(ジャン・トッド/前フェラーリチーム代表、現FIA「国際自動車連盟」会長)やほかのドライバーたち、エンジニアたち、メカニックたち…。ほんとうに感動した」

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